行動が止まる大きな理由
行動が止まる最大の理由は、不安が大きくなって、その不安を埋めるために“ぐるぐる”と考え始めること
考えることはとても大事ですが、問題を解決するという考え方だと、そこからはなかなか抜け出すことができません。
なので、そもそも行動する理由を思い出すと良いのですよね。
「何のために、行動をする必要があったんだっけ?」
と
行動をする理由は、現状に何らかの悩みや「もっとこうなりたい!」という欲求から生まれたあなたなりの理想へたどり着きたいからですよね?
大雑把ではありますが、行動できない理由は、以下の3つに集約されます。
- ゴールがいつのまにやら不明瞭になってしまう
- ゴールまでに具体的に「何を?」「どうやって?」やれば良いのわからない
- 具体的にやることは判ってはいるのだけど、何故か動けない・・・
今日はここの中から「3.」の「具体的にやることは判ってはいるのだけど、何故か動けない・・・」という部分の対処方法をお伝えしたいと思います。
トラウマの正体
トラウマの正体は、過去の嫌な記憶ですね。その中でも、誰かから受けた辛い記憶のことが主ですね。その中でありがちなのはというと・・・
- 親から怒られたこと
- 学校で先生に怒られたこと
- 会社で怒られたこと
- 友だちや知人に批判されたこと
などに尽きると思うんですね。
で、記憶というのは、実は、五感で過去体験を維持しているのです。
五感というのは、
- 視覚
- 聴覚
- 触覚
- 嗅覚
- 味覚
ですね。
例えば、嫌いな食べ物があれば、過去に味わったもの、臭いをかいだものなどが、味覚と嗅覚という形で脳に記憶されている。
親から怒られた時は、親の表情であったり(視覚)親の怒鳴り声や金切り声であったり(聴覚)叩かれた記憶があれば(触覚)として残っていたりするわけですね。
では、「どうすれば過去のトラウマを書き換えることができるのか?」というと、感覚ごとに記憶の書き換えをしていくのです。
- 親の表情が怒っていたら、笑顔に書き換える
- 親の怒鳴り声であったら、優しいトーンに書き換える
- 親から叩かれたのであれば、撫でてもらったことに書き換える
一回ではできないかもしれませんが、嫌な記憶というのは、五感を細かくしていって、それぞれの過去の印象を書き換えることによって、じょじょに楽になっていきます。
この書き換えを習慣化していくことによって、「何かをしよう!」と行った時の行動ブレーキが少なくなっていきます。
そうすると行動をが出来るようになるという仕組みなのです。
過去は変えられない、しかし、過去の記憶は自分で変えることができる
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